中国語の字と言葉で2008年の内外情勢をまとめる「中国語そうざらい2008」インターネット募集活動が北京で締め切られました。「和」、「改革開放30年」、「争」と「ウォール・ストリート嵐」がそれぞれ国内外の情勢を表す漢字と言葉に選ばれました。

　「中国語そうざらい2008」は、国家言語資源モニタリングと研究センターインターネットメディア言語支部や商務印書館などの共催によるものです。

　専門家グループは2008年の漢字を以下のように分析しています。「『和』という字は2008年の中国のスケッチと言える。国民は共に大雪災害と大地震の試練を受け、『人心の和』を願っている。また、北京五輪を成功裏に開催したことは、『全中国の和』を示した。さらに、金融危機に対応するため、中国政府は大きな資金を投入し、欧米諸国と共に対策を講じた。これが『和』という字の最もよい解釈だ」としています。（翻訳：周莉　チェック：金井）