今年、あまり人に知られなかった古い漢字がインターネットでよみがえりました。それは「囧」です。発音はJiong、本来は「明るい、光明」という意味だったのですが、見かけが困った顔をした人に見えることから、インターネット利用者は、「憂鬱、悲しい、どうしようもない、言葉で言えない」といった新しい意味をつけました。専門家によると、「囧」で気持ちを表すことは、中国式の知恵で、古い文化と近代的なインターネットの完璧な融合だと評価しています。
これと似たようなもので、「槑」という漢字もインターネットでよみがえりました。本来の意味はともかくとして、呆けた状態を意味する「呆」が2つ一緒になっていることから、他人に対して「馬鹿、純粋すぎる」という時に用いるといいます。(翻訳:周莉 チェック:大澤)
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