第14回ASEAN・東南アジア諸国連合首脳会議は28日午後、タイ中部の沿海都市ホアヒンで開幕しました。2008年12月に『ASEAN憲章』が発効して以来、東南アジア諸国連合加盟国の首脳が集まるのは今回が初めてです。
ASEANの輪番議長国であるタイのアピシット首相は開幕式で挨拶し、「今回の首脳会議の議題は、ASEANの人々の『ASEAN憲章』だ。2015年までにASEAN共同体の目標を実現させるため、ASEANは地域の平和と繁栄に有利な環境を作らなければならない。ASEANは自らの地域内ひいてはアジア太平洋地域の協力の中で、引き続き主導的な役割を果たしていくだろう」と強調しました。
アピシット首相はまた、ASEAN共同体の建設を進めると同時に、他の世界各国や地域との連携を強化する方針を示しました。
今回の首脳会議は、『ASEAN憲章』の実施、地域一体化プロセスの推進、世界金融危機対策及び食品やエネルギー安全などの問題を巡って討議するほか、首脳たちは『2009年ー2015年ASEAN共同体ロードマップ宣言』を含む多くの協力文書に調印する予定です。
(翻訳:洋 チェック:金井)
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