WTO・世界貿易機関に常駐する中国代表団の孫振宇代表は27日、スイスのジュネーブで「中国政府はWTOが貿易援助を重要な活動とすることを支持し、後進加盟国が世界的な経済危機を乗り越えるため、WTOがこれらの加盟国に経済援助を提供することを断固として支持する」との立場を表明しました。
当日、WTO貿易援助関連の第9回会議がジュネーブ本部で開かれました。孫代表はその際「世界経済危機の中で、貧困国と経済の弱体な国の被害が最も深刻であり、特に後進国がその被害が最も大きい。WTO加盟国は後進加盟国への貿易援助に力を入れる必要があり、各国が協力してこそ難関を乗り越えることができる」と述べました。
孫代表はまた「中国は貿易援助活動を一貫して重視し、発展途上加盟国に力の及ぶ限り援助を提供することを堅持している。胡錦濤国家主席はこのほど、アフリカ四カ国を公式訪問した際、中国アフリカフォーラム北京サミットでの合意を積極的に実施することを約束し、関係各国が一連の関連活動を展開し、中国アフリカ経済貿易協力を一層推進していくことになる」と述べました。(翻訳:huangjing)
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