中国の中央銀行である中国人民銀行は23日、報告書を発表し、「国民経済は安定した成長を保つ可能性がある」と述べています。

　中央銀行は2008年第4四半期通貨政策報告書で、「中国経済の発展の長期的趨勢と経済発展の優勢は変わっていない。そのうえ、マクロ調整の政策も次第に役割を果たしており、国民経済は安定した成長を保つ可能性がある」としています。

　また、この報告書では、「世界的な金融危機などの影響を受けて、今後一時期に、世界経済は依然として後退し、復興にはまだ時間がかかる。中国経済も依然として厳しい外部環境に直面している。しかし、基本的な面や発展の優勢から見て、中国経済の持続的成長は依然として大きな潜在力がある」と見ています。（翻訳：玉華　チェック：吉田）