中国最大の廃棄物管路収集システムは19日、上海万博のセントラルエリアで据付工事が全面的に展開されました。このシステムが完成すれば、毎日ごみを60トン収集でき、ごみの分類と処理までオートマティックで実現できます。
廃棄物管路収集システムは、投入口に投入されたごみが、クリーンセンター内の送風機によって作られた空気の流れでパイプを経由して収集ステーションに輸送され、またごみ圧縮機によって処理される仕組みとなっています。
このシステムの稼動はパソコンによって自動制御され、ごみの輸送も密封されたパイプの中で行われているので、3人の作業員だけで地域内のすべてのゴミを収集できます。
このシステムは投資総額6000万元で、上海万博のオフィスビルディング、中国館、エンタメセンターなどがあるセントラルエリアに配備されることになっています。パイプの敷設は去年6月に着工しましたが、これまでに60%の作業が終わり、6月までに据付工事が完成し、9月にテスト運行が始まる予定です。(翻訳:KH)
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