上海国際博覧会事務協調局はこのほど、数万人の作業員が上海万博の準備作業に従事しており、展示ブースや周辺施設の建設はいずれも計画通りに進んでいるとのべました。
事務協調局の建設担当のシャ志鵬さんは、「エンタメセンターを除くメインプロジェクトの基礎工事はすべて完成した。パビリオンのうち、すべての国が利用できる貸し出し用ブース、それに発展途上国向けの共同館の建設も着工した」と述べました。
現在、中国館と上海市の町並みを模型化したテーマ館の基礎工事が完成したほか、上海万博事務局のオフィスビルでもある国際博覧センターは内装を行っています。また、出展側が自ら担当するブースの据付なども順調に行われ、フランス館はすでに着工し、ドイツ館も定礎式を行いました。
中国の伝統的な祝日春節を前に、事務協調局は多くの農民労働者を帰省させ、ここ数日は少数の作業員が仕事していますが、春節中も勤務し続ける人々を上海市政府はねぎらうことにしています。
なお、これまでに、230の国と国際組織が2010年の上海万博への出展が確認されました。(翻訳:KH)
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