香港特別行政区の曾蔭権行政長官は16日、日本の麻生太郎首相と会見し、金融危機情勢とその対応策について意見を交換しました。
曾蔭権行政長官は、その際「香港と日本のような主に輸出を頼っている経済体は、今回の金融危機で大きなショックを受けている。これに対応するため、世界各国が金融機関による援助や経済刺激策の実施などに努めている」と語りました。
また、曾行政長官と麻生首相は、世界範囲の経済衰退から抜け出すため統一的行動を取るべきだということで一致に達しました。
なお、同日の夜、曾蔭権行政長官は、日本の中曽根弘文外相と会見し、双方は、金融危機に対応するとともに、貿易保護主義の台頭を防ぐという点で共通の認識に達しました。(翻訳:李軼豪)
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