中国の胡錦涛国家主席は15日、タンザニアの首都ダルエスサラームでメディアに向けて「中国は北京サミットで定めたアフリカ支援策を実施し、中国・アフリカの新しいパートナー関係の発展を推し進めていく」と明らかにしました。
胡主席はまた「今回のアフリカ訪問は6回目となっており、中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットが開かれた後では、2回目の訪問となっている。訪問の目的は友好を深め、協力を強め、課題にともに対応し、発展していくことにある。訪問期間中、各国の指導者たちとの関係や、ともに関心を寄せている国際問題と地域問題について意見を交わし、認識の一致に達した」と述べたうえ、「国際金融危機が中国とアフリカの経済発展に大きな影響を与えたが、中国はアフリカとの協力を強めていくことは変わらない」と強調しました。
さらに胡主席は次のように述べました。「アフリカの友人として、中国はアフリカ諸国の経済発展や国民生活の改善を支援する。中国はアフリカ諸国との協力を強め、金融危機に対応していく。中国政府は北京サミットで定められたアフリカ支援策を実施し、双方の戦略的パートナーシップの発展を推し進めていく」と語りました。
中国とタンザンニアとの関係について、胡主席は「タンザンニアは中国の古い友人である。国交樹立後45年で、両国関係は順調に発展し、協力関係にある領域では著しい成果を収めている。両国関係は発展途上国同士の関係発展のモデルとなっている。この会談で、タンザンニアの指導者と両国の新しい発展の方向を決めた」と述べました、胡主席はこの点についてこのように語りました。「双方は友好を深め、協力を強め、両国関係をより高いレベルに推し進めていくことで意見が一致した。両国政府と国民の努力で、両国は必ずよりうるわしい未来を迎えるだろうと信じている」との意を示しました。(02/16 翻訳:Yin 専門家:安藤)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |