胡錦涛国家主席は12日、マリの首都・バマコでトゥーレ大統領と会談しました。この中で、胡主席は「中国は、中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットで確定された支援策を着実に実施すると共に、アフリカ諸国の債務を減免したりアフリカに対する貿易や投資を拡大したりと実務型協力を強化していく方針だ」と述べました。
また、胡主席は両国関係の進展を高く評価した上で、両国関係の発展について「4つの提案」に言及しました。胡主席は「国際金融危機による影響がアフリカで広がる中、中国はアフリカ諸国の困難や問題点に関心を寄せている。金融危機の対応で、マリを含むアフリカ諸国と協力と交流を強め、共に難関を乗り越えていきたい」と語りました。
これに対して、トゥーレ大統領は「マリ国民は中国人民との友情を大切にしており、中国が与えてくれた支援にも感謝する。今後も両国の連携を進め、友好協力を強化していく」とした上で、一つの中国政策を堅持していくことも明らかにしました。
会談後、両国首脳は共同文書の調印式に出席し、合同記者会見を行いました。(翻訳:コオリ・ミン チェック:大澤)
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