アメリカ国務省のウッド報道官は4日、「イラン政府がアメリカの女子バドミントンチームのイラン入りを禁止したことに遺憾の意を表明する」と述べています。
ウッド報道官は定例記者会見の席上、「アメリカの女子バドミントンチームは期限内にイランにすべての書類を提供したが、ビザが下りなかった。アメリカはイランとの関係を改善したいが、イランによって常に拒否されている」と語りました。
一方、イラン外務省のガシュガーヴィー報道官はこの日、「アメリカ側のビザ申請が遅れたため、女子バドミントンチームは2月5日にテヘランで行われる試合に参加できない」と説明しています。
イラン人過激派学生が1980年イラン駐在アメリカ大使館を占拠し、アメリカ人数十人を人質としたため、アメリカはイランとの国交断絶を宣言しました。今日まで両国の間には外交関係がない状態が続いています。オバマ政権が発足した後、アメリカ政府は「イランとの直接の交流を含む外交関係を進めていく」と示しています。(02/05 翻訳:Yin 専門家:安藤)
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