スイスで開かれている世界経済フォーラム(WEF)の2009年度会議は、30日、気候変動対策を取り上げ、参加者は気候変動に対して緊急対策を取るよう呼びかけ、今年年末に開催する予定の国連気候変動大会で共通の認識に達することを目指しています。
アメリカのゴア前副大統領は、「今年末にデンマークのコペンハーゲンで国連の気候変動会議を開く予定で、この会議で最も差し迫ったことは今後の行動に対する明確な共通の認識に達することだ」として、「アメリカ新政府の気候変動問題に対する姿勢は真剣で、オバマ大統領はこの面で大胆な行動を取ろうとしている」と述べました。
また、デンマークのラスムセン首相は「気候変動対策は世界各国の協調して一致した努力が必要だ」としました。
『気候変動枠組条約(UNFCCC)』のイボ・デ・ボーア事務局長は「気候変動問題について共通した協議に達成するために、明確な約束や充分な資金と世界規模の対策が不可欠で、これらはコペンハーゲン会議で協議する必要がある」ことを明らかにしました。(翻訳:東)
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