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中国各地、祝賀ムード一色

2009-01-28 16:37:02     cri    




















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 旧暦で正月を祝う中国では、25日から春節(旧暦の正月)を迎えています。春節期間中は、正月用品を買ったり年始回りしたりする風習があります。各地は、祝賀・祝福ムード一色になっています。

 春節は一家団らんの祝日でもあります。中部の河南省鄭州市では、定年退職した劉金利さんが、息子と一緒に春節を祝っています。広東省へ赴任した息子は、仕事の関係で春節にはなかなか帰ることができませんでした。今年はやっと妻子を連れて帰省しました。劉金利さんは「今年の春節は、娘も息子も、それに孫たちもみんな帰ってきましたよ。そこで、大晦日の食卓には12品も料理を用意しました。みんな自分の得意料理です。そして、家族全員でテーブルを囲んでギョーザを作るのも楽しかったです。こんな雰囲気の中では、料理もよりいっそうおいしくなるんですよ!」と喜びの心境を語りました。

 現在、各国で影響が拡大しつつある金融危機ですが、中国市場にはその影響はほとんど見られません。南東部の広州市では、史上最大のセールスキャンペーン「広州迎新年歓楽購物嘉年華(新年ショッピング・カーニバル)」が催されています。2月2日まで開催されるこのイベントは、割引総額が4億元に達する見込みです。イベントに駆けつけた市民の江超嫦さんは「洋服や靴などを買いました。正月用品はいつも母が買っていますが、自分ではお菓子などを買います。今回洋服などに1000元余りをかけましたけど、昔より多く買いましたね。安いものがたくさんあったから、こういうのも初めてでしたし…」と話しました。

 さまざまな縁日や花見大会なども春節の連休を盛り上げています。春節期間中、北京では「廟会」(寺や神社で開かれる縁日・露店のこと)が10ヵ所以上で開催されています。中でも、廠甸廟会と地壇廟会が一番人気があります。このほか、伝統的な工芸品で家を飾りつけるのも春節の楽しみです。よく登場するのは、赤色の切り紙、対聯(対句を書いた掛け物・掛け軸)、赤提灯です。

 去年5月12日大地震に見舞われた四川省・汶川県などの被災地では、政府と各界の援助により、年末には地元住民は新しい住宅に移り、落ち着いて春節を迎えることができました。四川師範大学の学生・王進香さんの実家は北川県にあり、地震では深刻な被害を受けました。彼女の家族ではなくなった人はいませんでしたが、家屋が全壊し、テント生活がしばらく続きました。しかし、現在は家族そろって新居に移り、暖かく春節を祝っています。王進香さんは「家族がみんな元気でいられることを願っています。父はずっと病気だから、早く直ってほしいです。みんな安心して生活できるよう願っています。自分にも、早く仕事が見つかるといいですね。家族に心配をかけたくないから」と素朴な願いを語りました。(翻訳:コオリ・ミン チェック:大澤)

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