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四川大地震後、初めての春節となる被災地の人々

2009-01-23 17:29:19     cri    



















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 あと2日で、中国の最も重要な祝日・春節となりますが、四川大地震発生後、被災地の人々が地震後の初めての春節をどのように過ごすのかに社会から注目が集まっています。

 「20日午後6時、四川大地震の震源地・ブン川県水磨鎮に住むヨウ華舟さんの家族5人は晩御飯を用意しています。去年5月の四川大地震でヨウさんの家は倒壊しました。しかし8ヵ月後、仮設住宅に移り住んでいるヨウさんとその家族は門の上に春聯を張りました。この春聯は中国人が春節の時、門に張るおめでたい言葉を書いた赤い紙です。また、春節を迎えるための中国風の腸詰もできあがりました。この日、アバチベット族チャン族自治州の幹部・コン智トウさんがヨウさんとその家族を訪ねてきました。

 コン:「ヨウさん春節の準備はどうですか?」

 ヨウ:「見てください。冬を越す生活用品は全部揃っています」

 コン:「冬用の掛け布団はありますか」

 ヨウ:「あります。安心してください」

 今、被災地の人々が穏やかに春節を迎えられよう、四川省政府は「暖かい冬活動」を展開しています。被災地の幹部が人々を訪問して、生活面での困難を解決することを求めています。

 今、ブン川県の気温は氷点下に達していますが、仮設住宅の中はとても暖かく快適です。地元政府は被災の人々に冬用布団と綿入れの服などを送りました。張通栄副県長は「われわれは被災地の人々が暖かく春節が迎えられるよう努力している」と表明しました。

 四川大地震の震源地のブン川県の映秀鎮は、地震で大きな被害を受けました。70歳の張民徳さんは長男を失い、震災後まもなく妻も亡くしました。今、張さんは震災のことをあまり語りたがりませんが、震災の後初めての春節を、一家そろって餃子を食べたりして、楽しく過ごそうとしています。これについて、張民徳さんは、「一家揃って楽しく、にぎやかに過ごそうと思っています。明るい気分にしてもらいたいです」と話しました。

 村では、春節を祝うイベントを計画しており、今は各家庭から意見を集めているところです。村の幹部の蒋永福さんは、「何か特別な形で新年を祝いたい。皆さんの心を傷つけたりしないもので、今後の暮らしに希望が持てるようなものにしたい」と話しています。

 「大晦日に、村を単位にイベントを行おうと思っているところです。村の人たちの手作りのイベントです。踊る人も見る人も、同じ村の人たちです。震災後初めての春節なので、有意義に過ごしたいです。そして、これからよりよい暮らしが送れるように、皆を励ましたいです」と語りました。

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