イスラエル軍のガザ地区への侵攻は15日20日目に入りましたが、イスラエル軍はこの日、ガザ中心部に向かいました。ハマスの3人の高級指導者がイスラエル軍の空爆で死亡しました。
イスラエル軍の数十台の戦車は15日早朝ガザ南部を侵攻した後、中心部に向けて進み、パレスチナ武装グループと激しく交戦しました。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のガザ地区にある事務所はイスラエル軍に砲撃され、スタッフ3人が負傷しました。また、市内にある多くの外国メディアが集まるオフィスも激しく攻撃されました。
当日夜、イスラエル軍はガザ北部のある住宅を空爆し、5人が死亡し、そのうち、3人はハマスの高級指導者でした。
ガザ地区の救急部門が明らかにしたところによりますと、イスラエルによる「鉛の棺作戦」でこれまでに少なくとも1079人が死亡し、5000人あまりが負傷したということです。
一方で、15日、エジプトを訪れたイスラエル国防省の高官ギラド氏とエジプト高官の会談は、実質的な進展を収められませんでした。エジプトを通じての交渉がさらに進む見込みです。
消息筋によりますと、ハマスは、イスラエル側が一週間以内に軍隊を撤退すると共に、ガザ地区周辺の税関を再び開放すれば、イスラエル側と1年かさらに長い停戦協定を結びたいとの姿勢を示したということです。(翻訳:周莉 チェック:吉田)
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