孫必幹特使(左) アッバス議長(右)
パレスチナを訪れている中国の孫必幹中東問題特使は15日ヨルダン川西岸の都市ラマラで記者のインタビューに答え、「ガザ地区での衝突を解決するには、直ちに停戦し、人道主義危機を緩和しなければならない」と語りました。
孫特使は、「エジプト、イスラエル、パレスチナを訪問し、パレスチナ自治政府のアッバス議長と会談した。ガザ情勢について中国には5つの提案がある。そのうち、軍事行動の即時停止、人道主義危機の緩和、停戦に関する長期的メカニズムの確立、パレスチナとイスラエルの交渉再開、中東問題の徹底的な解決を目指す国際社会の努力などが含まれる。中国政府と人民はガザ地区の情勢に関心を寄せており、ガザの厳しい人道危機の現状を非常に懸念している」と述べました。
これに対し、パレスチナ自治政府議長官邸の秘書長は記者に、「アッバス議長はこの5つの提案を歓迎し、高く評価している。すべての党派にこれについて討議するよう指示した」と語りました。(01/16 チェッカー:吉田)
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