北京スタジオにはドキュメンタリー映画『靖国』の李纓監督、コラムニストの加藤嘉一さん、東京スタジオには早稲田大学の西原春夫元総長、東洋学園大学の朱建栄教授がゲストとして参加しました。
2008年中国と日本にはさまざまな出来事が起き、両国の国民感情に大きなずれが生じています。新しい年に入った今、新たなスタートを切るためにはどうしたらいいのか、ゲストによる討論でスタジオは熱気に包まれました。
両国の民間交流について、加藤氏は、「去年は日中青少年友好交流年でした。両国の若者がたくさんのイベントを通じて交流を行った。これから若者は積極的にいろんなイベントを企画し、交流を行うべきだ。これからが本番である」と述べました。
どうやって相互理解を深めるかについて、朱建栄教授は、「まずは互いの言葉が分かる人々は架け橋の役割りを果たすことが大事だ。次は両国のメディアが報道姿勢を変えることだ。メディアは責任を持って、相手国を紹介し、相互理解を深めるべきだ」と述べました。
この「中日インターネット対話」はCRIが両国の民間交流の場として、中日国交正常化35周年の2007年に始まり、これまでに文化、スポーツ、若者交流、防災協力、起業などをテーマに開催されています。
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