第26回全日本中国語スピーチコンテスト全国大会が11日、東京の日中友好会館大ホールで行われました。
挨拶中の(社)日中友好協会の村岡久平理事長 |
大学生部門と高校生・一般部門に分かれて行われたこのスピーチコンテスト全国大会には、各地方の日中友好協会の予選を通して選ばれた弁士20名が参加しました。この20名の中には大学生や高校生は勿論のこと、会社員、家庭主婦、教師などもいました。
弁士達は日ごろ努力して覚えた中国語を思う存分に発揮して競いました。その結果大学生の部門で神戸市外国語大学外国語学部中国語学科の学生仲谷明洋君は一等賞を手に入れました。仲谷君は香港の映画俳優ジャッキ・チェーンが演じた映画を見て中国語を勉強し始めました。
一等賞の大学生・仲谷明洋君 |
仲谷君は「中国語の美しさに引かれて勉強をはじめたのですが、大学に入るまでにはNHKのラジオ講座を聞いて勉強しました。話すことができませんでした。大学に入ってから、本格的に勉強しました。素晴らしい先生たちにも恵まれてここまできたのです。今は大学二年生ですが、大学卒業後、外交官になり中国語を生かしていきたい」と語りました。
二等賞の佐藤美緒子さん |
高校生・一般部門での二等賞は、今年54歳の家庭主婦佐藤美緒子さんでした。13年ほどの中国語学習暦を持つ佐藤さんは「はじめはNHKのラジオ講座で独学していましたが、その後中国語教室に通い勉強を続けました。特にインターネットが開通してから、ネットで知り合った中国人とチャット、メールなどで相互学習をしていました。今後も中国語の勉強を続けていきたい」と話しました。
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