国際社会は6日、ガザ地区の情勢を引き続き注視しており、双方がただちに軍事行動を取りやめ、停戦協議の早期締結を呼びかけました。　

　国連安保理が6日に特別会議を開き、ガザ情勢をめぐり議論を行いましたが、イスラエルとパレスチナの軍事衝突を終結する手立てについて、一致した意見に達しませんでした。国連のパン・ギムン事務総長は、安保理が国際社会の平和と安全を保つ責任を持っているとし、イスラエルとハマスの軍事衝突がエスカレートすることを防ぐため、安保理が迅速かつ果敢な行動を取るよう呼びかけました。

　国連駐在の張業遂中国大使は6日、安保理の特別会議で、イスラエルとパレスチナの軍事衝突をいち早く終結させるため、関連活動を展開する必要があると強調し、ガザ地区の住民の生活状況を改善するため、国際社会が引き続き人道援助を提供するよう呼びかけました。（翻訳：KH）