中国の孫必幹中東問題特使は北京で、中国駐在のアラブ諸国の使節、イスラエルの中国駐在大使や関連諸国の中国駐在使節とそれぞれ会見し、当面の緊迫した情勢について討議しました。

　孫必幹特使は「中国は、エスカレートしたパレスチナとイスラエルの衝突とガザ地区の人道危機に憂慮を表すと共に、各方面が冷静を保ち、即時停戦を実施し、情勢を緩和させることを呼びかける」と述べました。

　孫必幹特使は「中国は、このほどパレスチナ自治政府に100万ドルの緊急人道支援を提供した。今後、できる限りの援助を引き続き行っていく」と語りました。

　各国の使節は中国の立場とその努力を賞賛し、「中国との交流と協調を強めて、情勢が好転するよう務める」と明らかにしました。（翻訳：katsu　チェック：安藤）