中国税関総署が4日に発表した報告によりますと、2008年の1月から11月まで、中国は主要なエネルギー商品(原油、石油製品、液化石油ガス、液化天然ガス、石炭など)を2億4000万トン輸入しました。これは去年同期より3.7%増えましたが、増加幅は9.7ポイント下押ししたということです。
2008年上半期、ドル安や需給関係の緊迫、投機資金の焦げ付きなどの影響を受けて、国際市場のエネルギー価格は急速に上がりました。下半期になると、国際金融危機の影響と世界経済の衰退の深刻化に伴い、エネルギー価格は下落しました。
報告は「2008年、中国のエネルギー製品の平均の輸入価格はほぼ国際市場に従って変化した。石炭以外のエネルギー製品の輸出価格はいずれも下落した。11月、中国の平均原油輸入価格は1割近く、液化石油ガスは3割ぐらい下がったが、石炭の輸入価格は1.3倍値上がりした。国際市場の石炭価格の継続的な高騰に伴い、中国の石炭企業の輸入意欲は著しく下がっている」としています。(翻訳:katsu チェック:大澤)
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