中国の王岐山副首相は17日、北京で「世界的に金融危機が拡がる中で、中国はできる限り世界の金融安定に貢献したい」と述べました。
これは、王岐山副首相が、金融安定化フォーラムの議長も務めるイタリア中央銀行のドラギ総裁と会談した際に述べたものです。王副首相は「中国は金融危機に対応して、内需拡大などによる景気刺激策を講じ、発展方式の転換と経済構造の調整を急ピッチで進めている」と紹介した上で、「今後も積極的に国際協力を行い、世界の金融安定にできる限り貢献していく」と述べました。
これに対してドラギ総裁は、中国政府の危機対策を評価した上で「当面、国際協力を強化することが必要」と強調しました。(翻訳:鵬 チェック:安藤)
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