中国最大手ビジネスホテルチェーンの錦江之星旅館有限公司はこのほど、金融危機の中、今後2年間に現在の350店を600店まで拡大する方針を発表しました。同業界の如家快捷ホテルも来年中に180ー200店新規に増設することを明らかにしています。

　錦江之星旅館有限公司マーケティング部長の陳文哲氏は「来年とくに上半期の経済情勢はホテル業界にとって大きな試練と言えるが、ビジネスホテルチェーンにはむしろ発展へのチャンスとなる」と指摘。その上で（1）多くの企業が出張基準を引き下げたことで、一部高級ホテル客が分流した（2）国内のビジネスホテルはまだ供給不足の状態にある（3）米国のビジネスホテルのシェア70％にと比べまだ発展への潜在力があると、3つの要因を挙げています。（12/03　翻訳：Yin 　　YoY）