国際通貨基金(IMF)は9日に発表した評価報告で、香港特別行政区政府が世界金融危機に対応するため実施した一連の措置を評価し、香港当局のリンク為替相場制を支持すると改めて強調しました。
IMFはその評価報告において、国際金融市場が引き続き変動しているため、香港の経済は今後数ヶ月にわたり著しく減速し、2009年のインフレ率は3%以下になると予測しています。しかし、一方で、長期的に見ると、生産力が持続的に改善され、香港経済の全般的な原動力と適応能力が強化されているため、経済成長の年率は5%に達するという見方を示しています。
IMFは特区政府に、2009~2010年度の財政予算案で引き続き財政刺激策を講じ、中国本土との金融融合のチャンスを模索するとともに、本土の金融システムの近代化及びグローバル資本市場との一体化を促進するよう提言しています。(翻訳:Yan)
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