麗江の辺りは、やはり北京辺りと違う事も多いようである。家の建て方など明らかに違いうが、そのほかの習慣にしても違いが多い。例えば歩きながら、又は立ったままで食事をしている人が多い。このような食事の仕方は南の方に多いようである。湖南省の湘西と言われる所でもたくさん見た。北京ではこのような食事の方法をあまり見ない。但し工事現場などでは、食事をしているとき立ったままの人がいる。工事現場ではテーブルがないから、仕方がないとしても、家がちゃんと有るのに何もわざわざ外に出て、立ってご飯を食べることはないのにと思うのであるが。
ホテルでの寝付きを良くする為に、スーパーにぶどう酒を買いに行ったのであるが、紹興酒がたくさんあった。これにはチョッと驚いた。中国で紹興酒を売っているのは当たり前と言われるかもしれないが、北京のスーパーでは殆ど売っていない。南の方は、紹興に近いせいか、北京などより紹興酒がよく飲まれるようである。北京人は紹興酒のような、中途半端な(アルコール度が低い)酒は飲まないようである。
この辺りには、牛のほかに水牛がいる。牛と水牛の混在地帯である。もっと南に行くと水牛ばかりになるのだろう。
やっぱり、方言は凄い。ガイドの話では村ごとに違った方言があると言っていた。そう言えば、この近くに前共産党総書記・江沢民の故郷があるそうである。今の胡総書記の演説は、手本にしてもいい位であるが、江沢民元総書記の演説は訛りが強くて、とても手本になるものではない。
方言が凄いと言っても、運転手やガイドは普通語を話す。私は土地の人とは話が全く通ないので、運転手が普通語を話すのは、簡単な通訳として役に立つので便利だったもっともこっちの話す中国語は、簡単なものであるから、通訳も簡単だろうけれど。
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