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思いがけず黄山に登る
   2006-04-17 16:10:59    cri

思いがけず黄山に登る

 私の旅行の方法としては、人で込んでいる所には行かないことにしていた。だから今回の旅の目的は古民居、古鎮であって、黄山に行く計画はなかった。しかしタクシーの運転手の言うことには、春節の黄山は人が多くないと言うのである。古鎮を効率よく回ったので時間が余りそうだし、折角黄山の近くまで来たのだから、記念にもなるしと思って黄山に行くことにした。とは言っても予定に無かったので、防寒対策も完全ではなかったのであるが、運転手がセーターを貸してくれというので、それを借りていくことにした。

 運転手が言うには、黄山で人が多いのは5月と10月の休みで、春節は人が多くないとのことだったが、黄山のゴンドラに乗り場に行ったら、やはり人が多かった。長い行列が出来ていて、そこに割り込もうとする人と、それを阻止しようとする人の攻防で、喧嘩が起こり、中には目立たないよういに、こっそり少しずつ進むずるい中国人もいて、大変な騒ぎだった。

 列に並んでもう少しで一時間くらいになろうとしたとき、突然ガイドの女の子が、別の方法があるかもしれないと言って、何かを思い出したのか、私のパスポートをもってどこかへ行った。結局分かった事は、外国人であると、10元を払って、証明を貰えばVIPとして列に並ばずにゴンドラに乗れるというものであった。この証明は誰が証明するのか、VIP待遇を受けられる人は、外国人の他にどのような人なのか分からなかったが、とにかく私は突然VIPになり、寒い中、列に並ぶ必要も無くなり、VIP専用室で暫く待ってからゴンゴラに乗れた。外国人でないVIPもたくさんいた。

 旅行の前の情報では、黄山は春節でも人が多いとの情報であり、運転士の話では人は多くないとのことで、しかし行ってみると人が多くて、これは寒い所に長時間、ゴンドラに乗るのに待たされるのかと心配しましたが、結局は比較的簡単に黄山に行けて、天気もあまり寒くなく、登り下りもそう苦痛でもなかったので、結果的には予定に無い黄山に登れて良かった。「黄山に登らずして山(岳)に登ったと言うなかれ」と言う言葉があるくらいだから。

 運転手に春節でも人が多かったと言ったら、5月や10月の休みよりはずっと少ないという意味だと言っていた。それはそうかも知れないがやはり、人は多かった。5月や10月よりはずっと少なかったのだろう。

ガイドを使うことの利点

 今回の黄山のガイド(一日200元、約3000円位)を利用したが、個人的にガイドを頼んだのは始めだったかも知れ無い。やはりガイドを頼んだ方がいいこともあるである。外国人に対するVIPの抜け道も、自分ではとても探せなかったと思うし、山道の案内も、写真を取る位置もさすがに無駄が無かった。絶対にガイドが必要と思ったのは、迷路のような古鎮の中を歩くときで、この辺の古民居がある古鎮は、人一人がやっと通れるような細い道で繋がっているので、このような所を見て歩くときはガイドが必要である。

 古民居見物の時入場料を払えば、誰でもガイドを利用できるものだったが、中国語が分からないとしてもガイドの後について行ったほうがいいと思う。ある村では客は私一人だったので、ガイドの親戚の家に招き入れられ、"茶蛋"を二つとお茶をご馳走になってきた。又古民居を回るとき、ガイドに付いて行くと、人が普通に生活している家の中に入って行くのである。これは観光コースなのであるが、個人ではなかなか個人の家へは入れるものではない。

 古民居ではない観光地の花山謎窟(古代の採石場)に行ったときのことであるが。ガイド料をケチった為に、遠回りをしてしまい、山登りになってしまって、大汗をかいてしまった。ここのガイドは別料金だったので頼まなかったのである。

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