11月2日午前9時40分、注目の男子110メートルハードル決勝が行われました。8時半ごろ、マカオ運動場に到着。チケットを買う人が長い列が出来ていました。一時間前にも関わらず、観客席はすでに半分ぐらいが埋まっていました。カメラや、カメラ付き携帯を手にキャーキャー歓声をあげる若い女性が大勢いて雰囲気も盛り上がってきました。いつの間にか、スクリーンに劉翔の顔。競技場は大きな歓声に包まれました。結果はいうまでもなく、劉翔が金メダルを獲得しました。レース後、劉翔はスタンドの観客に手を振りながら笑顔を見せ、またまた女性ファンの歓喜の声を呼び起こしていました。普段は大人しい女性もここにくれば、こんなふうに高くて、"怖い"?声が出るのでしょうか。
劉翔に関する原稿を書いてから、午前の仕事は終わり。昨日は夜遅くまで仕事、今朝も早起きしたためか、突然、眠気が襲ってきました。そこで、ホテルに帰って休むことにしました。
午後4時半ごろ、タイパ島にあるサッカー会場に向かいました。日本と韓国の試合は夜8時開始ですから、少し時間があります。何をすればいいかと迷っている時に、隣に座っている現地記者が私に声をかけてくれました。彼は施文程という名前で、今マカオ日報の実習記者であることがわかりました。彼に誘われて、周辺の町を見学に行きました。周辺には狭い道があり、道の両側には軽食やお菓子の店が並んでいます。施さんに薦められた店で、現地の独特のプリンをご馳走してもらいました。このプリンの上にはビスケットの粉が乗っていて、さっぱりした味わい。口に入ってすぐ溶けるような感触でした。
町を歩くと、多くのポルトガル式の建築物が見えます。これらの建物はほとんどが2階建てか3階建てで、狭い道の両側に整然と並んでいます。道には、あまり人影が見えなくて、すごく静かです。日が暮れると街灯が点され、なんだか暖かい雰囲気の町並みが広がり、まるで童話の世界を歩いているみたいです。童話の世界をもっと味わいたいところでしたが、もうすぐ7時。仕事を始めるべく競技場に戻りました。
日本対韓国戦は、日本は2:0で見事勝利!試合後の取材で、日本代表の乾監督は、決勝で中国代表と戦う抱負を語ってくれました。熱い決勝を期待しています!
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