10月29日、マカオに到着しました。
2005年東アジア大会のスローガンやマスコットがマカオのあちこちに見られます。アジア各国から大会関係者やメディアの記者たちが、すでにマカオ入りしましたが、町の様子はいたって穏やかです。
午前中、開幕式が行われるマカオ競技場や、ニュースセンターをまわってきました。大会はまだ始まっていないものの、事前報道のためにニュースセンターは、各国の記者があわただしく動き回っています。
午後はサッカー日本・中国台北戦を取材しました。徳永キャプテンを始めとした日本代表は好機を着実に生かして得点を重ね、6対1で勝ち、順調なスタートを切りました。監督は試合後のインタビューで「この好調さを維持して明日の韓国戦、準々決勝、および決勝戦を向かっていく」と表明しました。
夜8時、第四回東アジア大会が開幕しました。
9つの国と地域が参加する今大会は、17競技、234種目が行われます。開幕式はマカオ競技場で行われました。入場行進の先頭は394人の開催国の中国選手団。110メートルハードルのアテネ金メダリスト劉翔選手が旗手を務め、中国の国旗を高く掲げて、選手団の先頭を歩きました。また、手を携えて共に入場した韓国・朝鮮の選手たちに対してはスタンドから一際熱烈な拍手を送られました。そして最後に最も大きな歓声を浴びて、地元マカオ選手が入場しました。行進中、代表団の選手たちは手に持ったマスコットをスタンドに投入れたり、マカオの旗を観衆に贈ったりして、スタンドは大いに盛り上がっていました。
大会関係者の開幕の挨拶の後、中国の呉儀副首相が東アジア大会の開幕を高らかに宣言しました。
開幕式のクライマックスは盛大な演出で締めくくられました。
明日から、いよいよ忙しい一週間が始まります。
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