一時間目　仮面をつけて戦場に立った「蘭陵王」高長恭

　「ハイウェイ北京-CRI中国情報ラジオ」木曜日1時間目のオープニングトークでは、中国の自転車シェアリング企業、摩拜単車（モバイク）の日本進出についてお話します。モバイクやOFOなどが提供している自転車シェアリングサービスは、今、中国の都市部ですっかり定着するようになり、利用者が増え続けています。地下鉄の駅の周辺では、毎朝のラッシュアワーに、自転車がいっぱい乗り捨てられます。自転車シェアリング企業の職員はこれら一気に詰まった自転車をトラックに入れ、再び必要とする拠点まで運んでいく．．．こんな独特な出勤風景はCRIの最寄駅、「八宝山駅」でも毎朝見られるのです。日本でもこのような社会現象級の大ヒットとなるか、楽しみです。

　「チャイナエクスプレス」のコーナーでは、「中国で顔面偏差値エコノミーが急成長、顔面偏差値重視に賛否両論」というニュースをお伝えします。

　また、「読書の時間」では、「中国古代名人録」第25話、あまりの美貌のため、仮面をつけて戦ったなどの伝説がある美しすぎる悲劇の王、「蘭陵王」高長恭についてご紹介します。

　二時間目　7月のニュース・出来事＆ドアン族

　「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の前半は中国のニュース、出来事、イベントなどをご紹介する「中国暦」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーではドアン族についてです。

　「中国暦」は、外国人からの視点として、深夜でも外出できる、セキュリティが厳しいなど、中国の治安が良いと感じているという話題、上海が市として設立された歴史などの話をお伝えします。

　「56の民族、56輪の花」はドアン族についてお伝えします。雲南省の西部・南部の各地に散らばるように住んでいるドアン族は、人口は約1万9千人で自らの文字がありますが、主に民族の歴史や法律、仏教の教えを記録するのに使われます。ドアン族は「濃茶」、非常に濃く煎れたお茶を好みます。長い間濃いお茶を飲む習慣があるため、飲むと眠れなくなるという心配はなく、疲れが取れて、元気が出るということです。ドアン族の最も重要な祝祭日は、澆花節、溌水節とも言う「水かけ祭り」で、清明節の1週間後に行われます。ドアン族にとって新年を祝う祝日でもあり、若い男女が恋人を見つける重要な場でもあります。詳しくは「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組をどうぞお聞きください。（Mou）