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1時間目 中国人の海外での買い物 4年連続世界一、国際ウィンタースポーツ博覧会での見聞
担当:王小燕、斉鵬
北京は最低気温が一桁台にまで落ち込み、秋の気配が深まっています。近くの公園にある楓の木は見る見る、葉が赤く染まったかと思ったら、もう落ち始めています。
今週の「旬な話題」は中国人の海外観光にスポットを当てます。国家観光局が先週発表したところによりますと、2015年に海外旅行に出かけた中国人が延べ1億1700万人に上り、対前年比9%増で、海外での消費額は16.6%増の1045億ドルになっています。また、世界観光機関の統計では、中国は2012年から海外旅行の消費額において、世界1位をキープしています。中国人が気軽に海外旅行に出かけるようになった背景、最近の特徴は?斉鵬アナが伝えます。
後半の「スペシャルバスケット」は先週後半、北京で開かれました「国際ウィンタースポーツ博覧会」を訪れてみました。2022年の北京冬季オリンピック誘致の成功を背景に開かれたこの博覧会場では、世界各国との交流を重視する動きだけでなく、ウィンタースポーツ人口拡大に向けた中国独自の創意工夫も随所に見られました。詳しくはマイクリポートでお伝えします。
会場の様子
天奥カーリング社の両用カーリングストーン(右)と創業者の王金義さん(左)
2時間目 富山県大連事務所・高山久所長に聞く(上)
聞き手:王小燕
「日本の自治体職員在中国 加油」、今月と来月は富山県です。ゲストは富山県大連事務所の高山久所長です。
今回は中国の若者の目に映った富山のイメージを取り上げます。ソーシャルメディアやメールを通して送られてきた皆さんの書き込みや、音声メッセージを交えながらお伝えします。
ところで、中国の若者の目に映った富山県のイメージには、「薬売り」、「日本海側」、「チューリップの花」、「ドラえもん」、「ホタルイカ」、「雪山」、「黒部ダム」、「高岡大仏」などばら色ですが、中には「富山(中国語発音:FuShan)」と「富士山(中国語発音:FuShiShan」をとらえ間違えてしまった人も…
番組では、高山所長による富山のアクセス、水資源、産業の紹介に続いて、富山出身の有名人に関する話題もあり、富山への旅をご案内します。
【プロフィール】
高山久さん
1974年生まれ。
1996年富山県庁に入庁。
1999年から2000年の1年間、遼寧省瀋陽市に派遣され瀋陽師範学院(現・瀋陽師範大学)及び遼寧省人民政府外事弁公室で研修を受ける。
2014年4月に富山県大連事務所に所長として赴任。
趣味はロードバイク。
■<2016年9月27日放送・長野県の若者による長野の紹介>お便りの抜粋
★水野akebono」さん
長野県は私の出身地の河北省とは友好省県なんて初めて知りました。番組の紹介によりますと、長野県のりんごはすごく美味しいそうですが、実は河北省のケイ台市もりんごの名産地です。やはり共通点がありますね。長野県にもっと興味を持つようになりました。 リスナーさんの声を番組に入れてくれて、本当に楽しく聞かせてもらいました。
★ゲンさん
長野高専の学生さんによる長野紹介、新鮮でいいですね。
特に中国の学生さんからの質問に答えるという形がユニークで初々しかったです。
北京とだいたい同じ面積で人口が10分の1。
中国にしろ、日本にしろ、若い人たちの郷土愛は年配者としては、ほほえましく頼もしく感じます。
短命県が長寿県になった経過はよく知られていて、県民の皆さんの努力を若い方達から聞いて実感できました。
海外に出て初めて自分の国を知ることができます。文字通り豊かな実務訓練になったようで、よかったですね。
温泉に入りながらスマホをしているスノーモンキーは有名になりましたね。
観光地猿の実務訓練もあっぱれです。今後も楽しい素晴らしい交流が続きますように。
★愛知の直ちゃん
月1回の「自治体職員 加油」は長野高専の方々のお話で、プレゼントがなく残念でしたが、学生の皆さんのお話を聞くことが出来て良かったです!実は、私の下の子、豊田高専卒です。長野高専と聞いて、同じ高専ですので親しみを持って学生の皆さんの話を聞いていました。
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