1時間目：モバイル生活を目指すアリババ

　＜ライフマガジン＞

　先週、G20サミット・主要２０カ国・地域の首脳会合が杭州で行われました。世界経済の発展や、金融のグローバルガバナンスなどの議題が討議されました。また、先週、＜ライフマガジン＞では、本部を杭州に置く、中国通販大手のアリババグループの成功の秘訣について、アリババの孫ジョン副総裁のインタビューを一部お届けしましたが、今週は引き続き孫副総裁のインタビューをご紹介します。アリババのEコマース事業の成功には、自社開発のモバイル決済システム・アリペイは重要な役割を果たしています。中国人に愛用されているアリペイ、海外進出もどんどん進んでいます。日本市場は重要なターゲットの一つです。また、物流のスピードアップと低料金化がこの10年で飛躍的に進んだこともアリババの成長に拍車をかけ、DT技術、所謂データテクノロジーはインターネット金融の発展にもつながっています。

2時間目：＜食をつなぐ中日友好＞第２回　中国人観光客による日本美食地図

　味覚の秋を迎えるこの時期、9月から月曜日の2時間目には新しいシリーズ「食をつなぐ中日友好」をお届けします。　２回目は、中国人観光客の日本グルメ攻略にクローズアップします。

　昨年から、日本を訪れる中国人観光客が増え続けている。美しい景色を観賞し、日本の独特な文化を体験しています。さらには、現在話題沸騰中の日本商品の大量購入。しかし、これ以外にも日本の旅で忘れてはならない重要なテーマがあります。それは、「食」です。中日両国の「食」は大きく異なります。日本人は「食」に対して非常にこだわりを持つ民族ですが、その表現方法は中国とは異なります。日本は「単一民族・単一文化」の国で、そのため、料理の種類も限られています。ただし、日本人はいずれの料理に対しても要求が非常に高く、料理の種類も細かく分かれています。