jplvyou20160527
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私のふるさとが一番素敵!
毎月最終週の「中国の旅」では、学生にふるさとの有名な観光スポットやグルメなどを紹介してもらう、ふるさと自慢をお届けします。
一時間目: 内蒙古包頭市出身の李暁琦さんに聞く
一時間目は中央民族大学日本語科4年生の李暁琦さんが登場します。李さんのふるさとは内蒙古包頭市です。
内蒙古自治区は、中国北部に位置します。東西に長く、東は黒竜江省・吉林省、西は山西省・甘粛省などと接し、北はモンゴル・ロシアと接しています。面積は、日本の約3倍です。包頭市は中国内蒙古自治区の南部、中心都市のフフホトの西にあります。
市の名前のフフホトはモンゴル語で「鹿のいる場所」という意味で、中国語では「鹿城」とも呼ばれます。市のランドマークとなっているのが第一工人文化宮の門の前の「人」の字の形の彫刻で、頂部の三匹の駆け回る鹿が「鹿城」を象徴しています。市区は東河、青山、昆都侖、九原の4つの区に分かれています。鉱山やレア・アースなどの資源が非常に豊富です。
李さんは、包頭市の最も有名な名勝地のサイハンタラ草原、響沙湾という砂漠観光スポットを紹介してくれます。現地の名物として、羊肉の丸焼き、ここが発祥の地で中国全国に広がり、そして日本にも出店しているシャブシャブの店、小肥羊を紹介します。詳しくは、番組をお聞きください。
二時間目:海南省海口市出身の黄雅寧さんに聞く
二時間目は対外経済貿易大学院生1年生の黄雅寧さんが登場します。黄さんのふるさとは海南省海口市です。
海南省は中国最南端に位置し、海南島・西沙群島・中沙群島・そして南海に浮かぶ多数の環礁からなっています。緯度は、ハワイとほぼ同じで、中国のハワイとも言われます。海岸線総延長は1528km。島の中南部は五指山を中心にした山岳地帯で、温泉もたくさんあります。
海南島は、熱帯海洋性気候に属し、年間平均気温は22℃~26℃と温暖です。 4月中旬から10月初旬までは雨季で、気温も高く、雨量は多いのですが、日本の梅雨とは違い、何日も降り続くようなことはありません。10月中旬から 翌年の4月中旬頃までは乾季で、過ごしやすい気候となり、晴れの日が続きます。
人口は約877万人(2011年末現在)、そのうち80%以上を占める漢民族のほかに、海南島の原住民族の黎(リー)族約130万、広西チワン族自治区から来た苗(ミャオ)族約8万、回族約1万人がいます。
黄さんは、海南省の三亜市の亜龍湾、省中南部の五指山、三亜市の猿島といった観光地を詳しく紹介してくれます。また、現地のグルメとして、文昌鶏、加積鴨、東山羊と和楽蟹という海南省4大名物料理のほか、果物のマンゴー、ココナッツ、パイナップルなども紹介しました。実は、黄さんが一番好きな飲み物は、清補涼というものです。これは一体どんな飲み物なのか、是非番組でご確認ください。(まとめ:任春生)
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