私達、日本語部には学生がインターンシップに来て、色々お手伝いしてくれています。毎月最終週の「中国の旅」では、その学生に、ふるさとの有名な観光スポットやグルメなどを紹介してもらい、ふるさと自慢をしてもらいます。

　1時間目：私のふるさとが一番素敵！河北省邢台市威県出身の王方さんに聞く

　１時間目は北京第二外国語学院大学院生・王方さんが登場します。王さんのふるさとは河北省邢台市の威県です。

　邢台市の威県は、河北省の南部にあり、西は山西省、東は山東省と接しています。威県には、山や海などはなく、有名な観光地もありません。その代わり河北省の農村の姿が今なお残っています。人口は60万人で、農業従事者が半分以上といいます。主な作物は綿で、「綿の海」という美称もあります。しかし、ここ数年は都市部へ出稼ぎに行く人が多くなり、農村部に残る農家の人口は減りつつあります。

　インターン生の王方さんは、故郷の威県の人民広場や北方地域の農村の風景を紹介してくれます。現地の名物として、「三白スイカ」を挙げてくれました。三白とはどんなスイカでしょうか･･･詳しくは、番組をお聞きください。

　2時間目：私のふるさとが一番素敵！河南省洛陽市出身の瀋洋さんに聞く

　2時間目は、北京外国語大学日本学研究センターの大学院生・瀋洋さんがふるさとを紹介します。瀋さんのふるさとは河北省洛陽市です。

　河南省の西部に位置する洛陽市は、5000年の歴史を誇る悠久の古都として世界的に知られています。東周、後漢、三国の魏、北魏等が都を置いたところから、「九朝の都」とも呼ばれます。

　世界遺産でもある龍門石窟、仏教が中国に伝来して初めて建立された仏教寺院の白馬寺、夏王朝から宋代までの素晴らしい文化財が収蔵されている洛陽博物館など多くの見所があり、魅力的な名所旧跡がたくさんあります。

　この時間では、瀋さんは、観光スポットとして洛陽の龍門石窟、白馬寺等を、グルメについては、高級料理の水席、B級グルメの不翻湯を紹介してくれます。

　歴史が長く、文化も豊富で、料理がとても美味しい洛陽！

　日本ではあまり知られていない現代の洛陽。この番組で情報を仕入れてください。（まとめ：任春生）