会員登録

1月22日 金曜日

2016-01-22 19:19:17     cri    

一時間目:世界無形文化遺産~南京の雲錦~


 江蘇省の省都・南京は、穏やかな気候と土地が豊かだったことから、古くから養蚕業が盛んで、絹や錦などのシルク製品の都として栄えました。この地に南北朝時代(420-589年)に北方の中原地域から多くの優れた絹織り職人が移住してきたことにより、雲錦と呼ばれる絹織物が誕生しました。その後、元、明、清の3つの王朝(13世紀初~20世紀初)にわたり、雲錦は皇室の御用達品に指定され、皇帝、皇后をはじめとする皇室の衣装などは全て雲錦になりました。高さ4メートルもある「大花楼」と呼ばれる独特な織機、複雑な図案、絹の他に純金や孔雀の羽から作られる糸、吉祥を表すデザイン、これらをまとめ上げる職人の技などが評価され、2009年にユネスコの「世界無形文化遺産」に登録されました。これに先立ち2004年には、南京に雲錦博物館もオープンしています。番組では、この雲錦の魅力をお伝えします。

二時間目:南京の観光地とグルメ+中国ミニ辞典

 二時間目は、雲錦の産地・江蘇省南京市にスポットを当てます。有名な観光地の中から、中山陵などを含む鐘山風景観光区と秦淮河風景観光区を紹介します。また、地元のグルメとして、今回はB級グルメの鴨血粉糸湯と家庭料理タカヨモギと干し豆腐の炒め物を紹介します。

 後半は、「中国ミニ辞典」です。お馴染みJALPAK中国の張珊珊副総経理が、福建省を紹介します。「見に来てね!」の中国ミニ辞典、お楽しみに!(まとめ:任春生)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS