1時間目は、世界無形文化遺産・浙江省龍泉の青磁をご紹介します。
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世界無形遺産に登録されている「青磁」とは、鉄分を含んだ釉薬によって青緑色に発色する焼き物です。浙江省南西部の「青磁」のふるさと龍泉は、青磁の産地として古代から有名でした。この「龍泉の青磁」は2009年にユネスコによって、世界無形文化遺産に登録されました。
龍泉の青磁は「哥窯」で焼かれた「黒素地厚釉青磁」と「弟窯」で焼かれた「白素地厚釉青磁」の2つに大きく分かれます。
「哥窯」は磁器の表面にある亀裂があり、赤黒色になるため、この亀裂が「金絲鉄線」と呼ばれます。
もう一方の「弟窯」で焼かれた「白素地厚釉青磁」は、龍泉青磁の正統な色彩を代表しています。白い素地に釉薬が厚く塗られ、きめ細かく潤いがでて、色合いはあっさりしていて上品です。
この時間では、龍泉青磁の簡単な歴史、分類、そして焼成技術や窯の変遷などをご紹介します。
2時間目は、龍泉のある浙江省麗水市の有名な観光スポット、雲和棚田、仙都風景区をご紹介します。地元のグルメは、セミの砂糖醤油煮、百菇宴席を取り上げます。セミを食べる、一体どんな料理でしょうか?
そして、今回からこの時間では、新しいコーナーがスタートします。「中国ミニ辞典」です。JALPAK中国事務所の張珊珊副総経理が、中国の直轄市、省や自治区を1つずつ紹介していきます。「見に来てね!」の中国ミニ辞典、お楽しみに!
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