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1時間目 私のふるさとが一番素敵!合肥市出身の王世彦さんに聞く
夏休みに入って、中国国際放送局日本語部にはインターンシップの学生が何人か来ています。今回の「中国の旅」は、その学生に1人ずつ、ふるさとの有名な観光スポットやグルメを紹介、ピーアールしてもらいます。
1時間目は北京第二外国語大学の大学院生・王世彦さんに話を伺います。王さんのふるさとは安徽省合肥市です。
合肥市は安徽省の省都であり、安徽省の中央、長江と淮河の間に位置し、巣湖に臨みます。総面積1万1408.48平方キロ、総人口769.6万(2014年現在)。
安徽省地域の政治・経済・文化の中心です。歴史は古く、三国時代には、曹操領の南方の要衝・合肥を巡って曹操と孫権の間での戦い、つまり合肥の戦いが行われました。このため、三国志に登場した町や人物ゆかりの都市としても有名です。
インターン生の王世彦さんは、有名な観光スポットとして、清朝末期の大臣李鴻章(甲午戦争の講和条約=下関条約の全権大使)の故居、三国時代の戦場である逍遥津を紹介してくれました。そして、合肥の看板料理については、現地のザリガニ(小龍蝦)、塩漬け肉類(魚、鶏、アヒル)の蒸し料理と炒め物を紹介します。是非お聞きください。
2時間目 私のふるさとが一番素敵!簡陽市出身の黄沁芸さんに聞く
2時間目は、インターンシップで日本語部に来ている南京大学の大学生・黄沁芸さんに話を伺います。黄さんのふるさとは四川省簡陽市です。
簡陽という町は、四川省の省都・成都市から東南へバスで2時間の場所にあります。観光スポットで、一番有名なのは「三岔湖」という湖です。貯水量は杭州の西湖の3倍、非常に大きい人工湖です。湖には、113の島が浮かび、風景がとてもきれいなところです。
また、ここは魚の種類が豊富で、釣り好きな人にお勧めです。船に乗って湖を遊覧したりして、湖畔ではバーベキューも楽しめます。
更に、お勧めの観光スポットとして、安岳石刻があります。中国の南北朝から始まり、1300年の歴史を誇る安岳石刻は、仏様の像が多く宗教色が濃い場所です。高さ3メートル以上の像が約100、5メートル以上は40余り、15メートル以上は2つあります。あまり知られていない石刻ですから、見学の価値があります!
簡陽で一番美味しい料理はマトンスープです。まず羊肉をよく煮込んで、その肉を薄くスライスします。この肉を鍋に入れて手早く炒め、羊の骨を長時間煮込んでできた出汁をこの鍋に入れ、少し煮て出来上がり。葱少々をスープにかければ、更に美味しくなります。
ところで、中国で大人気の四川火鍋のチェーン店に「海底撈」という店があります。実は、この海底撈の発祥の地は簡陽市です。この店は、辛くて病み付きになる味が特徴ですが、従業員のサービスがいいことも有名で、どの店も、いつも満席です。簡陽には、この店の1号店があります、是非、簡陽に出掛けて、総本店の味を試してみてください。(文:任春生)
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