安徽省に到着して2日目、本日も昨日に引き続き合肥市内での取材となりました。

　午前中、まずは今回の「走進美好安徽（美しい安徽省を行く）」企画の開幕セレモニーが行われる安徽ラジオ・テレビ局に向かいました。この建物は外壁に篆書が描かれたひときわ目を引く美しい外観で、2012年にできた同局の新社屋ということです。

安徽ラジオ・テレビ局

　内部も美しく、円形のホールではセレモニー会場が設けられ、その後ろの180度以上をぐるりと囲むスクリーンでは安徽省を紹介する美しい映像が流れていました。到着すると、すでに同局のカメラマンなど地元のメディアの方々が集まっていました。

安徽ラジオ・テレビ局のホール

開幕セレモニー

　セレモニーでは、安徽省党委員会宣伝部の張宗良副部長や中国国際放送局（CRI）の王明華副局長、安徽ラジオ・テレビ局の庄保斌局長などが出席し、上述の3名が挨拶を述べた後、CRIスペイン語部のウルグアイ人記者が中国語を交えて記者団の代表として挨拶をし集まった記者たちから喝采を浴びました。

CRIの記者たち

　続けて、会議室に移り、安徽省商務局の呉誼春副局長と同省の発展改革委員会の担当者から、同省の経済発展状況や外資の受け入れ状況の説明を受けました。

安徽省商務局の呉誼春副局長

　説明では今年の1～7月までの外国からの投資額に触れ、これまでの投資額ベスト10のうち、日本からの投資は昨年の同時期と比べ18.9%減、アメリカ・ドイツ・アイルランドからもそれぞれ7.5%・51.5%・19.6%減っているといういうことです。

　日本を含む上述の4カ国からの投資は減りましたが、直接投資額に関しては今年の1～7つきまでに77.8億米ドルに達し、昨年の同時期と比べ18.2%増ということなので、全体的に投資が受けられていないわけではありません。また投資が伸びている業界は、第三次産業のうち、サービス業や金融業、運輸業、不動産業などだということです。（小山）