この日は失望の1日でした。

　朝９時、北京国際飯店に到着しました。衛生•医薬業界のグループディスカッションを取材するためです。しかし、会場に入れる記者の人数が超えたので、結局入れませんでした。しかたがなく文芸グループの会場に行きました。

梅葆玖さんに取材を申し込むが…

　そこで京劇の名優・梅葆玖さんを見つけました。文化遺産保護について彼の話を聞きたいと思い、取材の希望を伝えましたが、「今は会議中なので、会議の後でもいい？」と言われました。しかし会議が終わってから、梅葆玖さんはいつの間にか会場を離れてしまっていました。取材失敗でした。

　午後の日程は人民大会堂での全体会議です。

　科学技術分野の委員を取材するつもりでしたが、何千人もの委員の中から1人を探し出すのはまるで大海に落とした1本の針を探すようなものです。会議の後、委員たちは分野別に大型バスでホテルへ戻るので、バスのドアのところにいれば会えるかもしれないと思い、私はバスの前に30分も待っていました。

　「今日は６人の委員がバスに乗らず、自分でホテルに帰る」とあるスタッフが運転手に告げました。

　すぐにスタッフに６人の名前を確認しました。私の取材相手がやはりその中にありました。また、取材失敗。本当にガッカリしました。

バスの前で待っていたが…

　しかし、ある先輩が「両会議の取材はいつも達成感と悔しさが共存する」と言ったことがあります。だから、私は失敗しても、くじけずに頑張ります！（陳博）