3日午後、私は濃霧の中で「両会」の会場となる人民大会堂前に来ました。取材記者、取材を受けている「両会」の代表、セキュリティチェック担当の警察官らの姿がよく見られます。毎年の3月に見られる光景です。例年とちょっと違うところと言えば、マスクをかける人が実に多いということです。

　 　普通の使い捨てマスクをかけた人のほかに、見た目では防毒マスクのようなものをかけた人もいます。

マスクをかけた外国人記者

PM2.5防止の専用マスクをかけた記者も多い

　マスクをかけて取材するのは相手に失礼ではないかと思って、私はマスクをかけずに取材しました。

　大気汚染問題は今回大会のホットな話題になっています。取材を応じてくれたある代表は「早く効果が見えないかもしれないが、政府は大気汚染の減少にさまざまな対策を取っている」と答えました。

　来年、このマスク光景はなくなるよう期待します。（陳博）