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舌の上で味わう山西

2013-07-08 14:00:36     cri    

 杏花村汾酒

 杏花村汾酒は中国の歴史ある名酒の1つです。精巧な醸造技術は中国名酒の先駆けとなりました。色、香り、味は「三絶」と言われ、その名声は世に知られています。

 色は透明で、香りは清らかで優雅、コクがありマイルド、口あたりがさわやかで、飲んだ後も香りが残るという特色があります。

  1915年パナマ国際博覧会で金賞を受賞しました。1952年、1963年、1979年、1984年、それぞれ第一回、第二回、第三回、第四回全国評酒会で連続4回、国家名酒と評され、国家金賞を受賞しました。1984年には軽工業部酒類品質大会でも金賞を受賞しました。

 竹葉青酒

 竹葉青酒は山西省汾陽県杏花村産の薬酒で、アルコール度は45度。糖分は10%。ほろ苦さと甘さが調和した美酒で、全国優良酒に選ばれています。

 西暦200年代の人が美酒を称えた文献の中に、いち早く竹葉青の名があるなど、古くから作られてきた名酒です。

 色は緑がかった黄金色で透明。甘く濃い芳香があります。強烈な刺激はなく、口あたりがやわらかく、汾酒とそれに浸した薬材が醸し出す独特の風格があります。適量ずつ飲むと内臓を整え、気を通じさせ、造血、消痰、解毒、利尿、肝臓を強くする効能があります。

 作り方は、アルコール度70度の汾酒を原酒に、12種の薬材と氷砂糖を入れ醸造します。薬材は竹葉、梔子(消炎、利尿に効く)、当帰、広木香(健胃、整腸に効く)などで、冷すことで酒の色が鮮やかになり、香りを保つことが出来ると言います。

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