中国では、毎年旧暦の9月9日は「重陽節」と言い、敬老の日でもあります。なぜかと言うと、中国で、数字の「9」は最大の陽数で、旧暦の9月9日は二つの「9」が重なるので、「重陽」と言い、尊い日とされています。さらに、数字の「9」は中国語で「恒久」の「久」と同じ発音なので、「末永く」「長寿」など、縁起の良い意味が込められています。そのため、1989年、重陽節は正式に「敬老の日」と指定されました。ちなみに、今年の重陽節、敬老の日は10月23日で、過ぎたばかりですね。
日本では、昔は9月15日が敬老の日だったが、2003年から9月の第3月曜日が敬老の日に3連休の最後の日が敬老の日。日本の敬老の日がひょうごけんのある村の村長さんが昭和22年に『老人を大切にして、年寄りの知恵を借りて、村づくりをはじめよう』と提唱したのが始まり。農閑期で気候も良い9月15日を『としよりの日』とした。これがやがて、兵庫県全体に広がり名前も敬老の日と改められ、全国に広がった。中国でも、敬老の日がありますか?
「敬老の日」に近づくと、お年寄りに関心を寄せるイベントやキャンペーンが沢山行われます。しかし、今年、「敬老の日」が2週間過ぎても、敬老や養老の話題がまだまだ続くようです。特に、中国版ツィッターのマイクロブログでは、「高齢者が最も必要なのは何でしょうか」というアンケート調査に、様々な回答が寄せられ、みんなの注目を集めています。今週の番組では、<チャイナライフ>の話題は中国の養老問題に迫りたいと思います。(エーリン)
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