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取材日記-9月13日

2012-09-14 10:21:24     cri    

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 旅も後半に突入しました。

 今日は舟山を離れ再び大陸入りし寧波市の発展振りを見学します。

 世界一の海上大橋「杭州湾跨海大橋」の南岸に位置し、杭州湾を臨む寧波杭州湾新区は企画陸地面積235平方kmの大規模開発新区です。長江デルタの重要な都市を結ぶ中心にあり、上海までは車で1時間半、寧波の中心地までは40分という好立地。上海の「浦東」をここにも建設してしまおうという省政府の大胆な決定が2009年末に行われ400億元を投資する総合的な新区の開発が始まったのです。

 中国の沿岸部は気候、立地、資源など内陸に比べると元々かなり恵まれていることに加え、政府の渾身のプロジェクトで開発を進めるのですからその勢いは猛烈です。

 寧波杭州湾新区は湿地公園レジャー区域、ビジネス区域、ハイエンド産業区域の3つのエリアで構成されています。現在は全体のプロジェクトの30%ほどしか完成していませんが、これだけの大規模プロジェクトを4年後に終わらせてしまおうというのですから、脱帽です。


寧波杭州湾新区展覧館ではプロジェクトの全貌を見ることができる

 新区のハイエンド産業区域にある吉利(GEELY)自動車工場は既に稼動していました。VOLVOを買収したことでも知られる吉利は杭州に本社を置いていますが、新区にも工場を持っています。ここには4つの生産ラインがあり、日本人専門家20人、韓国人専門家50人が働いているそうです。

 生産ラインの様子の写真はお見せできませんが明るく清潔に整えられている職場環境が印象的でした。

 
吉利オフィスビルの展示室

 寧波杭州湾新区をあとにして再びバスに揺られること2時間、浙江造船有限公司に到着しました。136万平方mの敷地を誇る世界最大のOSV(オフショアサービス船)メーカーです。コンテナ船をはじめとして10種類のOSVの製造が可能です。

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