会員登録

お茶の世界は平和の世界――中国国際茶文化研究会名誉副会長 程啓坤さん

2011-05-10 09:05:29     cri    

お茶の世界は平和の世界

 ――中国国際茶文化研究会名誉副会長 程啓坤さん


程啓坤さん
©MORI Kiyoshi

 今年75歳の程啓坤さんは、江西省のお茶の産地に生まれ、浙江農業大学でお茶の勉強をし、杭州にある農業科学院茶葉研究所で30年間、お茶に関する研究を行ってきました。定年後、杭州茶葉博物館にある中国国際茶文化研究会の会員になり、茶文化に関連する社会活動に従事しています。お茶との付き合いは、実に半世紀以上にもなります。

 程さんによりますと、「一人当たりの茶消費量は、中国では年間700gなのに対し、日本は1kgを超えている。中国における茶の消費はまだまだ伸びると予想される。しかし、いまは良質な茶の価格が鰻登りに上昇し、一般の人は手が出ない。一般庶民にとって手頃な価格の茶を数多く市場に出し、この大自然からの恵みをより多くの人に受けてもらいたい」ということです。

 1993年に発足した中国国際茶文化研究会は、全国に33名の専門家を有し、お茶を通して世界の人々を一つに結ぶことを目指しています。今年の9月に中日茶シンポジウム、そして来年西安で2年に1度開催される世界大会を予定しているとのことです。世界大会には、日本から50名ほどの関係者が来るそうです。

 ―お茶の良いところはどんなところですか?

 「健康をもたらし、精神を落ち着かせるほか、平和な社会作りにも貢献している」

 ―いつ飲むお茶が一番美味しいですか?

 「疲れたとき、または友人と茶を分かち合うとき」(文章:王秀閣)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS