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2月20日 ウィークエンドブレス

2011-02-20 19:08:13     cri    


























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 今回の番組では、蒙古族の歌手騰格爾(テンゲル)さんをご紹介して参りました。

 テンゲルさんは1960年1月、内蒙古のオルドスオトク旗で生まれ、モンゴル語で「天」を意味するテンゲルと名づけられました。1975年、内蒙古芸術学校に入学して、モンゴル式三弦を3年間学び、卒業後はそのまま教師となりました。しかしその翌年の1979年に中国音楽学院で、短期間バンドの指揮について勉強したことをきっかけに近代音楽に興味を持つようになり、1980年には天津音楽学院に入学して、作曲理論を専攻しました。そして1985年、卒業と同時に中央民族歌舞団に配属されました。

 デビューは1986年。蒙古族出身という特徴を生かして、蒙古の民族音楽の要素をポップスとうまく融合させ、独特の音楽を世に送り出してヒットさせました。デビューを果たした「我熱恋的故郷(故郷への熱き愛)」から代表作の「蒙古人」、「天堂(パラダイス)」まで、歌手になってから20年来テンゲルさんの音楽のテーマは変わっていません。それは、ふるさとを懐かしむことです。自分を育ててくれた内蒙古の大草原を忘れない、心はいつも草原と共にあります。1993年、テンゲルさんは同じ内蒙古出身のアーティストと、蒙古族のトーテムを意味する蒼狼(せいろう)というロックバンドを組んで、同じ気持ちと音楽言語で活動を始めました。結成して20年近く経った「蒼狼」は中国ロック界で最も民族的なバンドになっています。

 長い間、テンゲルさんは一貫して、民族風の曲調は残しながらも新しいものを作ろうとしています。そのオリジナリティは世界でも認められるようになりつつあります。1989年には中国文化部主催の"全国ポップス歌手コンクール"で1位となり、1990年には、モンゴル国主催の"ウランバートル-90国際流行音楽コンクール"で最優秀賞に輝きました。また1991年には、彼が作詞作曲し歌った「父親和我」が"第2回アジア音楽節"で、中国作品最優秀賞を獲得しました。1994年テンゲルさんは、謝飛監督の映画「黒駿馬」に出演して、映画音楽を手がけ、主題歌を歌いました。映画音楽「愛在草原的天空(愛は草原の空に)」は第19回モントリオール映画祭で最優秀音楽賞に輝き、1996年には「江水ロ阿,流呀流」が上海で行われた"第2回華声曲"の全世界華人歌唱コンクールで1等賞を獲得しました。

 テンゲルさんの歌唱力は世界レベルであり、天生の喉を持っています。また、彼が生み出す音楽は伝統的なモンゴル音楽の中にロックを取り入れた彼しかできない世界を作り上げています。これまで、日本やアメリカ、カナダなどの国と地域でコンサートを開き、人気を博しました。

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