中国では、来月の中旬に伝統的な祝日・春節を迎えるので、例年と同じように帰省ラッシュになりそうです。でも、ダフ屋などがいるので、切符がなかなか手に入らないという声がまた聞こえています。それで、政府は切符の入手難を解決しようと、今年の春節前後、広州と成都で、列車の切符の販売で実名制を試験的に実施することを決めました。
つまり、切符を買うとき、身分証明書やパスポートなど自分の身分を証明するものがなければ買えないということです。しかも、1人につき3枚以下で、ほかの人の分を買うならその人の身分証明書を示さなければなりません。
これは、列車切符の入手難を解決するのにいい試みだと思いますが、これからは、鉄道をどんどん整備し、列車の本数を増やして、誰でも気楽に列車に乗れるように早くなったらいいなと思っています。
さて、経済直行便、今週はまず、この1週間の主な経済ニュースをお伝えします。続いて「中国ビジネス最前線」のコーナーでは、中国と日本の企業協力にある新しい動きを一つご紹介します。どうぞ最後までお付き合いください。
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