今日でいよいよ最後、中国ともお別れ。初めての中国、しかも10日間、どうなるかと思っていたが、無事終わろうとしている。空港へ行くには少し時間が在るので雍和園、孔子廟へ行く。

　雍和園　入場券を買うとCDが付いていて雍和園の説明があった。勿論、中国語。北京最大のラマ教の寺院、清の皇帝の住まいを改造したもの。線香の臭いが強かった。お祈りの仕方も膝を台の上に付けて祈る。日本とはかなり違う。線香もかなり長い。若い修行僧達が沢山いた。釘を使わない建築方法、青、緑、赤のコントラストが中国的で綺麗だった。お寺の正面の上には、チベット語、中国語、満州語、モンゴル語で書かれたものが掲げてある。

　孔子廟　ここは、中国、春秋時代の思想家、儒教の創始者である孔子を祀っている。

　廟には孔子、その弟子達の像が安置され「論語」がおさめられている。論語と言えば、儒教における四書の一つ。学校の社会や国語の世界だ。孔子の石像と一緒に写真を撮れば何かご利益があるかもしれない。雍和園と孔子廟は近い所にあるので簡単に行ける。

　いよいよ空港へ行く。北京、中国とお別れ。名残惜しい。本当に早く終わった10日間だった。このような事がなければ、他国の方とそうは簡単に知り合えなかった。とても素晴らしい、一生に残る経験ができ何って良いのかわからない。中国国際放送局に感謝します。これから少しでも、多く中国国際放送を聞きホームページを見て感想、お便りをと思った。恩返しをしなければならない。午後12時少し前に無事家に着いた。私の中国10日間が終わった。