朝、イタリアの方が帰られた。1人減ったのは悲しい。あまりこの方とは話さなかった。
天壇公園 琉璃色の屋根瓦が美しい、祭祀建築物。北門から南門にかけて一直線に建物が並ぶ。祈年殿、皇穹宇、皇乾殿などがある。とてつもなく大きい建築物であり、公園全体が広すぎる。カラオケ持参で1人いい気持ちで歌っている人。羨ましく思ってしまう。仲間と一緒にダンス、トランプをしている人達、ラケットで球を自由にあやっている人、中国ゴマをやっている人らもいた。人の良いおじさんが、寄ってきて、色のついた羽根をけって遊ぶものをしっしょにやったが、なかなか難しかった。道路で水にぬらした、スポンジの筆を使って道路に文字を書いている人がいた。達筆であった。紙も墨も要らないから経済的である。
メイン通りから離れて、違う道を行くとバラ園が見ることが出来た。人も少なかった。
頤和園 万寿山と昆明湖からなる中国最大級の皇室庭園。清の1570年に乾隆帝が造園し、英仏軍の焼き討ちなどで荒廃したものの西太后によって再建させられた。西太后の力の強さを感じる。天井に無数の絵画が施された728mの回廊である長廊は見事。絵画には、水滸伝、西遊記、三国誌など描かれている。絵画ばかり見ていると大変、すごい人なのでゆっくり見てられない。万寿山中腹にある仏香閣は8角4層の塔、見事に調和がとれていた。銅だけで造られた建物もあった。黒っぽいので何か違った印象を受けた。表の繁やかさと違って、裏は全く違っていた。人もあまりいなかった。知春亭から昆明湖の対岸にある仏香閣が見える、写真を撮るならここです。右で出来た船、石船は西太后が風景を楽しみながら食事を楽しんだと言うから。なんという贅沢。
とにかく、天壇公園にしても頤和園にしても、それなりの心構えをして歩かなければと思いました。(杁本直正)
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