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これは美味しい!鏡泊湖の刺身

2009-06-13 13:42:36     cri    


沢山の料理。実はこれだけではありませんでした

 中国の人たちに「好きな日本料理を挙げてください」と聞くと、必ず入ってくるのが「刺身」。中国語にも「生魚片(ションユーピェン」という単語がありますが、ちょっと日本に興味を持っている人なら日本語で覚えているようです。さて、CRIの訪問団が今回訪れた黒龍江省の東南にある鏡泊湖でも、なんと刺身が食べられました。しかも新鮮で極めつきに美味しいニジマスの刺身です。これは日本でもちょっとお目にかかれないものではないでしょうか。

 牡丹江市から150キロ、車で3時間近く走ったところにこの鏡泊湖はあります。火山の噴火によって牡丹江の水がせき止められてできた湖、しかも周辺に保養所などが集まっているあたり、日本でいったら箱根か富士五湖周辺といった雰囲気の場所です。真夏なら多くの人で賑わうここも、この日はまだ6月、しかも曇りというあいにくの天気でかなり肌寒く、人出もそれほど多くありませんでした。しかしだからこそ、森に囲まれた美しい湖を満喫することができました。

  
左:鏡泊湖の特産「胖頭」という魚の煮付け   右:オススメのニジマスの刺身

 この鏡泊湖は水がきれいなことでも知られていて、ここで捕れた魚は牡丹江市の名産となっているようです。中国でももちろん魚はよく食べますが、魚といえば淡水魚が普通。しかも河の魚が多いので、どちらかといえば泥の臭みが強く、味付けがしっかりしていないとなかなか食べにくいものです。ところがここ鏡泊湖には泥が流れ込んでいないようで、魚に臭みがまるでありません。この日の昼食は魚料理ばかりが並んでいましたが、あっさりとした味付けのものが大半でしたが、どれも新鮮でとても美味しかったです。中でもニジマスの刺身は最高でした。実は私、生臭いものがあまり得意ではなく、日本で生活していた時も刺身はほとんど食べなかったのですが、ここのニジマスはそんな私でもオススメできるほどでした。皆さんも是非、足を伸ばしてここ鏡泊湖の美しい景色を楽しみつつ、ニジマスに舌鼓をうちに来ませんか? (文章・写真:安藤)

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