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黒龍江省 「国境地帯開放先導区」の建設を加速

2009-06-13 14:46:59     cri    


 牡丹江市の張晶川市長と中国国際放送局の馬博輝副編集長一行の記念写真


 中国国際放送局ロシア語部の記者アンナさんの取材を受ける牡丹江市の張晶川市長

 黒龍江省牡丹江市の張晶川市長が11日午後、黒龍江省政府は、周辺地域の経済発展を促進するため、牡丹江市を中ロ国境地帯の中心部とした「ハルビン・牡丹江・綏芬河・東寧対ロシア貿易加工区」の建設を加速させていることを明らかにしました。黒龍江省は、国境経済開放地帯を形成し、対ロシア貿易を促進するため、国境地帯開放先導区を作るのを旨としています。

 また、「ハルビン・牡丹江・綏芬河・東寧対ロシア貿易加工区」建設計画の責任者である牡丹江市政府の馬春芳副事務長は中国国際放送局の記者のインタビューを受けた際、この加工区は、中国の黒龍江省のハルビンからロシアのウラジオストクまでの700キロメートルにおよぶ。この地帯には396の建設プロジェクトがあり、そのうち87のプロジェクトの投資金額は1億元を超えている。全体の計画を見れば、貿易加工区は木材の加工やリサイクル製品の加工を核心的産業とし、輸出加工業や旅行業、石油化学工業なども含んでいる」と述べました。

  さらに、馬春芳副事務長は「国境地帯開放先導区の設立は、黒龍江省が北東アジア地区での競争力を強め、ロシアや韓国、日本などの隣国との経済・技術分野における協力を強化することに対して有利だ」と強調しました。

 牡丹江市は、ロシアの沿海地方プリモレスク県と接し、ウラジオストクとウスリースクに近くに位置しており、黒龍江省はロシアに対する輸出量の半分以上を占めています。 (万兵/大澤)

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