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隈取の分類

2008-12-18 19:22:42     cri    

 十一、「太監臉」は宦官の役しか使えません。宦官はもともと隈取をしませんでしたが、「忠孝全」という出し物で、宦官の王振が手柄をあげたことがあるので、赤い隈取をし、それから宦官の隈取が出現しました。その後、「法門寺」中の劉瑾、「鳳還巣」中の周監軍などの宦官の役が王振の真似をして赤い隈取をします。特徴は、柳の葉のような眉、細くて長い目、小さい口です。

  

 十二、「元宝臉」は「半截臉」とも呼ばれています。特徴は眉と目の以下が模様などを描き、額の部分は赤色あるいはピンク色で塗って、元宝銀のような形にします。「元宝臉」はほとんど悪役に使われ、凶暴ではなく、そそっかしくて粗野な下層の人物を表現するのです。例えば、「悪虎村」中の王棟、「五人義」中の顔佩韋、「鍘美案」中の馬漢などです。「元宝臉」の中で、また「花元宝臉」があります。

   

 「花元宝臉」は「元宝臉」のもとで、色彩と模様をさらに派手にするのです。例えば、「華容道」中の周倉、「鍘判官」中の閻君などです。

   

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